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キリンライナ@H.A.Bookstore

 マンガ家の玉川重機さんが描かれたキリンライナの装画は、2019年8月末まで(予定)都内蔵前の新刊書店H.A.Bookstoreさんにて展示となりました。蔵前にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 また、同書店では『キリンライナ 明の鄭和艦隊』の通販もはじまりました。上下巻セットで購入できます。こちらです。

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【新刊】『そえたび 添田健一旅小説集』

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『そえたび 添田健一旅小説集』
著者:添田健一
装画:松下利亜
発行:行雲流水
頒布:第三回「静岡文学マルシェ」あ-06 雲上回廊
日程:2019年06月16日(日)
価格:500円
判型:A6(文庫本)
頁数:120ページ
部数:100部

異国の都市を、諜報戦下の砂漠を、
大河の大峡谷を、厳寒の雪山を、
志を胸に、旅往くものたち。

[収録作品]
 真備すなわちマキビと訓(よ)み 
 サマルカンドへの道
 長江のうた 星へのたび
 黄山の霞客

収録作品のくわしい内容はこちら。裏表紙と本文抜粋文もあります。

【購入方法】
『そえたび 添田健一旅小説集』は行雲流水より発行しております。静岡文学マルシェ、文学フリマ等の即売会で直接販売をおこなっております。

 また、下記の書店様の店頭もしくは通販にて取り扱っていただく予定です(取り扱い開始日未定)。

・amazon
架空ストア(吉祥寺)[通販]
盛林堂書房(西荻窪)[通販]
東方書店(神保町)[通販]
(50音順、敬称略)

『そえたび 添田健一旅小説集』収録作品と本文抜粋

 改めて、『そえたび 添田健一旅小説集』の収録作品と裏表紙、裏表紙にも掲載している本文抜粋文を紹介します。

[収録作品]
 真備すなわちマキビと訓(よ)み 
 サマルカンドへの道
 長江のうた 星へのたび
 黄山の霞客

 こちらが表紙です。挿画は松下利亜さんです。
 冒頭作品の「真備すなわちマキビと訓(よ)み 」から。巫女を抱きかかえている強靭な体つきの男性が、主人公の吉備真備です。

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 そして、こちらが裏表紙の画。二作目の「サマルカンドへの道」。
 現在でいう、ウズベキスタンの砂漠が主舞台です。

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[収録作品詳細]
真備すなわちマキビと訓(よ)み
 霊亀三年(西暦717年)。第九次遣唐使留学生として入唐した快男児、吉備真備は揚州の難上陸の際に瀕死の地元の老巫女を救う。老巫女より占言を受けた真備は、導かれるようにして揚州の観星台にて運命の書とめぐりあう。

サマルカンドへの道
 19世紀後半。英露の諜報戦ひしめく警戒下の中央アジアの灼熱砂漠を、托鉢僧に身をやつした男が青の都をめざす。『吸血鬼ドラキュラ』のヴァン・ヘルシング教授のモデルである人物の若き日の熱砂行。

長江のうた 星へのたび
 若くして科挙に及第した蘇軾は、父と弟、自身の妻と赤子、弟の妻とともに、一家で居住する京師(みやこ)をめざすべく、決死の覚悟で長江三峡下りの船旅に出る。中国文化最大の巨人、蘇軾の若き日の冒険行。

黄山の霞客
 明末の探検家、徐霞客(じょ・かかく)は、中国各地の名山の前人未到の断崖絶壁を踏破する過酷な旅を続けている。だが、名峰、黄山に挑むべく、山のふもとにたどり着いた霞客の身に不可思議な事件が次次と生じる。


[裏表紙にも掲載している作品の本文抜粋]
 隊商は総勢で四十八名。二十四頭の駱駝、六頭の馬、四頭の驢馬、そして荷車を牽く水牛が二頭である。それぞれの駱駝は二人分の食糧である小麦粉、そして水を積んでいる。二峰駱駝が二十頭、ヒヴァ産の燃えたつような赤い毛をした一峰駱駝が四頭である。
 一八六三年五月十一日。早朝。
 この朝より、われらの巡礼の一団は、平原と砂漠を越えて、東へと進みゆく。隊商がめざすのは、石の都ボハラ。私はそこから、さらに東の地へと進む。目的地は神秘なる青の都サマルカンド。この世の中心にして、東西を分かつ都市。少年の時分より、憧れていた地である。
(「サマルカンドへの道」より)

『キリンライナ』上下巻全景@装画:玉川重機

キリンライナ全景 

【新刊】『そえぶし 添田健一武侠志怪小説集』

そえぶし 

『そえぶし 添田健一武侠志怪小説集』
著者:添田健一
表紙:松下利亜
編集:秋山真琴
発行:雲上回廊
価格:500円
判型:A6(文庫本)
頁数:108ページ
部数:100部

 4短編収録。いずれも中国の古典小説、民間伝承に材を得た戦う女子の物語です。
 李娘、柴郡主、穆桂英、聶隠娘。
 見よ! 佳人が覚悟をもって戦う姿はこんなにも美しい──

 雲上回廊告知サイトはこちら


【購入方法】
『そえぶし 添田健一武侠志怪小説集』は雲上回廊より発行しております。
 文学フリマ等の即売会で直接販売をおこなっております。
 また、下記の書店様で取り扱っていただいております。
架空ストア(吉祥寺)
盛林堂書房(西荻窪)
 (著者署名・識語入
amazon

(敬称略)
 電子書籍版も予定しております。

 わたしは愛馬の真珠の鞍におさまりつつ、しめやかな息を吐く。白い気が立ち昇る。わずかに心がざわめいている。外套の前を直し、母のほどこしてくれたわたしの名と同じ花の刺繍に指先をなぞらえる。わずかに心が落ちついた。金陵の城郭を見やり、わたしが生を享けたときにはもう亡くなっていた父のことを思った。

 すでにわれわれ、宋軍の手によって、金陵の城内には多くの間諜や細作が放たれており、城内の将校や兵、城市のひとびとの多くには内応の手続きをとっている。まもなくの三点鐘が鳴ると同時に、わが軍が攻めこむまでもなく、江寧府の門はおのずから開く手筈となっている。

 門が開くとともに、金陵江寧府はわれらのもとに下り、城下のひとびとはわが軍によって保護される。軍内では、総帥の下達のもとに、金陵の城民をだれひとり傷つけないように指示がゆきわたっている。すでに勝敗は決しているのだ。そこまで手筈が整っている状況を、南唐の国主やその近臣たちは、はたしてどれだけわかっているものかどうか。

(本文27ページより)


そえぶし表裏 

プロフィール

そえ

Author:そえ
 都内杉並区西荻在住。添田健一名義で、中国史をはじめとした歴史小説、ファンタジーを書いています。
 著書『墨妖』『迷迭香』(「三侠五義」翻案)短編集『そえもの』『そえぶし』
 古書店イベント団体「西荻ブックマーク」スタッフ。
 アイコンは新進気鋭のアーティスト山下昇平画伯による拙作画像です。

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