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「鳥占いし女 ~蜃気楼」

 CRUNCH MAGAZINEにて、ファンタジー短編小説「鳥占いし女 ~蜃気楼」を掲載していただきました。
 鳥占いという鳥礼をつかさどる巫祝の一族の少女ラアが旅の途上の海辺にて遭遇した不思議な出来事と事件。 海辺にて、舟が出せない意外な理由とは? ラアはいかにして鳥占いで解決する?

 挿画は新進気鋭の漫画家、宵町めめさんに描いていただきました。
鳥占いし女

 宵町めめさんは、別冊ヤングチャンピオン誌上にて、「コトコノコトノハ」を連載中です。
 この絵師さんならではのきれいな青使いで海と空と蜃気楼の背景、そして、海辺にて潮風に長い黒髪と裾と袖と領巾をはためかせて、驚きのおもざしでたたずむ巫女という見事な構図になっております。

 早速レビューを雨伽詩音さんに寄せてもらっていて、これまた光栄です。

 古代中国とは、作品本文にはひとことも記していないのですが、その慧眼ぶりとレビューの文面にただただ恐縮です。
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第19回文学フリマレポ

11/24(月祝)午前8:15
 大森駅改札前にて、雲上回廊の秋山さんと有村行人さんと待ちあわせ。
 タクシーで、文学フリマ会場である流通センターへと移動。
 
 今回の文学フリマは、イベント全体の設営から手伝います。
 流通センターに到着。見知っている顔もたくさん。
 今回のわれらが雲上回廊のブースのある2階が担当として、わりあてられます。
 
 裏側からまわって、広い会場へ。
 2階にて、机の設置開始。設営のプロとも呼ぶべき、机の組み立てになれたかたもいらっしゃいます。
 それなりの人数が設営に参加しているだけに、どんどん机が所定の位置に並べられていきます。
 いままでは、文学フリマ事務局の人のみで、この設置作業が行われていたわけですから、頭が下がります。
 事務局の人が設営有志の人を募集する理由が分かりました。
 
 続いて、パイプ椅子をブースごとに机の上に設置。
 小さなお子さんも手伝ってくれます。
 
会場

 予定よりも、早めに設営完了。机が並んだ光景が壮観です。
 この机と椅子は全部僕たちが設置しました、という誇らしい気持ちになりました。
 
 参加サークル、入場開始。僕はもにょさんを迎えにいくべく、いったん外へ。
 なかなか出会えず、ようやく会えたものの、いったん出たら、容易にはなかには入れないもどかしさ。
 
 会場にもどって、ブースの設営開始。もにょさんに、伊藤なむあひさんも手伝ってくれる。感謝。
 一般の方の入場開始ぎりぎりまで、設営をしていました。
 
ブース

 今回の雲上回廊の新作は、秋山真琴『山吹色外典』(装幀:宵町めめ)、拙著こと添田健一『墨妖』(装幀:山下昇平)の2冊です。
 既刊の幻視コレクションも含めて、イガラシプロ有限会社さんの、ひな段式陳列販売用ケースにて陳列。
 山下昇平画伯が制作してくれた墨妖の窈のフィギュアこと立体造形もブースの隅っこに展示します。
 
 お客様入場開始。
 ちなみに、拙著を最初に購入してくださったのは、puhipuhiさんでした。感謝。
 
 宵町めめさん、登場。かなもとさんも売り子を手伝ってくれます。
 秋山さん含めて、売り子は5名、秋山さんは委託や見本の展示、関係者さんとのあいさつ回りで、会場内を文字通り駆け回っていたため、実質4名で運営しているというちょっと厳しい状況でしたが、それでも、専用の販売アプリのおかげでなんとか切り回しできていました。

表紙画

 午前中の段階から、見知った方、見おぼえのある方、まったく面識のない方が、ありがたいことに拙著を買い求めてくれます。
 サインも頼まれました。余地のない状況でのサインでしたので、なんとも下手なサインになってしまいましたが、すみません。
 
 宵町さん、もにょさん、かなもとさん、僕で交替で、昼食をとったり、会場内をまわったり。
 いたるところに知人がいました。合計で100名以上に挨拶をしたのではないかと。
 自ブースや自著の宣伝をしました。
 
『墨妖』の段組みや校正をしてくださった高村暦さんもカメラを手に訪れてくれました。
 本書の文字組の見ばえのよさは、高村さんの功績です。ありがとうございます。
 
 午後になると、知人が拙著を買い求めに来てくれました。
 50冊を持ち込んだのですが、15時になると30部越えで売れ、16時になる前に40近くまで売れました。
 数年ぶりにお会いする方もいて、感謝することしきり。
 あと一時間。ここまでくると、完売も手が届くところにきました。
 もにょさんは、積極的に「こちらの墨妖、本日の回廊ブース一番の売れ筋商品です」とお客さんに紹介してくれる。ありがたし。
 
 鳴原あきらさんが、再びお目見え。どうやら幻視コレクションの本のお渡しをこちらが間違えてしまったようです。すみません。
 しかしながら、なんと、午前中に購入した『墨妖』をすでに読み終わり、わざわざ感想まで告げてくれました。うれしいです。
 
 そして、17時。文学フリマ終了。
 この日の雲上回廊サークルの頒布状況は、雲上四季での秋山さんのレポートを参照のこと。こちらです。
 『墨妖』は44冊頒布。はじめての刊行物としては、かなりよい数字ではないでしょうか。
 
 山下昇平さんの秀麗な表紙画と挿画、高村暦さんの手による整った段組みが、お手に取ってくださった方の興味をさらに惹いてくれたのではないかと思われます。
 また、裏表紙の僕の書いた紹介文を読まれて、「この文章のテンポの良さが本文でも、同じように書かれているのですか?」と訊ねられ、それならば、と購入された方もいました。
 実際、僕も今回、ブースをまわって、興味を持って、本を手に取ったものの、内容がいまひとつわからなくて、それ以上の興味をおぼえられずに、本を戻したおぼえがあります。
 紹介文の重要さをあらためて知った思いでした。
 
 撤収の際、青砥十さんが、手際よく手伝ってくれました。感謝。
 
 そのあとは、文学フリマ事務局主催の打ち上げへ。
 ここでも、たくさんのひとと知りあい、お話ししました。
『墨妖』を購入してくれたかたもいました。うれしい。

 打ち上げでの会話はお酒も入っていることですし、割愛しますが、2点だけ印象に残った会話を記しておきます。

 ひとつめは、有村行人さんとの対話。
「そえさんは、どうして、『墨妖』という蘇東坡を主要人物とした小説を書こうとされたのですか?」
「蘇東坡が好きだからです。世界史の教科書やwikipediaでは、無味乾燥な記述しかないので、この人物のおもしろさ、生の達人ぶりをエンタテインメントとして描きたかったからです」

 ふたつめは、「卒塔婆カーニバル」と「墨妖」を物物交換もとい、本本交換した際の会話。
「卒塔婆と蘇東坡の交換ですね」
「あはははっ」
 きっと、蘇東坡もびっくりでしょう。

 そして、とうとう。打ち上げの場において、6冊売れ、これにて、『墨妖』50冊完売。快挙です。
 
 秋山さんから、文学フリマ事務局の方にも紹介してくれました。
「はじめての著書で当日完売はすごい」とたたえてもらいました。
 
 恒例となりつつある、秋山さんから唐橋史さんへのインタビュー。
 僕も参加しました。テープ起こしした記事はこちら
 
 そのあと、3次会まで行きました。
 
 あらためまして、雲上回廊ブースにお越しくださった方、お買い求めくださった方、
 雲上回廊でともに売り子をしたみなさん、まことにありがとうございました。
 おかげさまで、かくして拙著『墨妖』は文学フリマ、そのあとの打ち上げを含めて、完売いたしました。
 まことにありがとうございます。
 
『墨妖』は語り手の主人公の女の子が、朝の書斎にて「佳日」とあらわすところから、物語がはじまりますが、
この日は僕にとっても佳日でありました。
 お手に取ってくださったみなさんにとっても佳日となったのならば、これに勝る喜びはありません。

山下昇平画伯から荷物が届きました

 どうやら、拙著『墨妖』関連でのお届け物らしい。
 さっそく中身を確かめてみます。

 すると。
横顔美人
 おおっ、横顔美人

 さらにさらに。
贈り物

 いろいろ詰め合わせ。

 画伯の許可をいただきましたので、
今後、宣伝も兼ねて、当ブログにて、順次アップしていきますね。
 お楽しみに。
プロフィール

そえ

Author:そえ
 都内杉並区西荻在住。添田健一名義で、中国史をはじめとした歴史小説、ファンタジーを書いています。
 著書『墨妖』『迷迭香』(「三侠五義」翻案)短編集『そえもの』『そえぶし』
 古書店イベント団体「西荻ブックマーク」スタッフ。
 アイコンは新進気鋭のアーティスト山下昇平画伯による拙作画像です。

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